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きょうされん大分支部主催 震災支援特別企画講演会
「熊本から願うこと、めざすこと、そしてつたえたいこと」
 8月20日(土)にワークスペース樫の木で行われた講演会に、
各事業所のなかま・ご家族・職員約30名の方が参加されました。
熊本の事業所「ゴー・スロー」の施設長をされている篠原さんより、今年の4月に起きた
地震の熊本の被害状況やその後の動き等を、スライドを交えながらお話していただき、
震災後すぐの状況やリアルな現状を知ることが出来ました。今はテレビ等であまり
報道されなくなってしまいましたが、現在も瓦礫の撤去が行われていない場所が
多数あり、瓦礫をよけてなんとか道を作っている場所があったり、道路が大きく
割れている場所が多数あったりと復興にはまだまだ時間がかかるのだと改めて
感じました。
 被災地障害者センターくまもと(JDF熊本支援センター)の行っていた、
障害福祉サービスと繋がっていない手帳保持者9千人の訪問調査が行われましたが、
約半分の方には会えなかったこと。又調査に行った方が、たくさんの方に2次調査が
必要だと感じたのに、2次調査に該当したのはたったの80名程だった。その代わりに
困っている方が連絡出来るよう連絡先の書いたチラシを、手帳を持っている
障がい者の方々に郵送した所、毎日20〜80件の電話相談があるので現在も
フォローに追われているというお話がありました。篠原さんは、「電話をしてこれる方は
何らかの意思表示が出来るけど、それが出来ない人はもっと困っているんじゃないか
と心配」とおっしゃっていました。

JDFのボランティアは随時募集中とのことですので、ボランティア募集の要件や
内容の詳細は下記リンクよりご確認ください。
被災地障害者センターくまもと(JDF熊本支援センター)
リンクはこちら↓↓↓↓↓
http://hisaitikumamoto.jimdo.com/
今後もたくさんの支援が必要とのことですので、随時情報を共有し私たちの
出来ることをしていきたいと思います。

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